前回に引き続き、こちらも札幌のパンやさんです。
boulangerie Paume(ブーランジェリー ポーム)さん。
こちらを案内してくれたのも、札幌に住むパンマニアの友人です。
南3条のほうにもお店があるようですが、いつも朝早めの時間に本店である新川店のほうにおじゃましています。
朝パンが食べたいと(友人が)思うと、「新川いくぞ〜!」と号令がかかるので、いそいそと車に乗り込み(乗せられて)、新川へとひた走るのでございます。
友人は、Paumeを「ポメ」と読んでいますが、正しくは「ポーム」でございます。
フランス語で「手のひら」の意味だそうです。
おすすめ定番商品は、パリッとしたパンにあんこと道産バターを合わせた「あんバター」210円と、砂糖・油を使っていない「フランス食パン」250円です。
前回行ったときのオススメ定番商品には、ピッツァマルゲリータが書いてありました。ときどき変わるようです。
ポームさんの特徴は、すべてのパン生地に北海道産の小麦を使用、「保存料・着色料等を一切使用しない、体にやさしい無添加」 のパン、という点です。
ポムチーズ250円、ポムきのこ250円、ポムボロネーゼ250円、ポムじゃがバターコーン
まずはポムチーズ、ポムきのこをチョイス。
そして、今回のお目当て。ありました!!
フランス食パン250円。お砂糖も油も使用しない、シンプルでおいしいパンがこの価格で買えるとは驚きです。
札幌で有名な「森彦」のコーヒーを使ったパン250円、あんデニッシュ150円、メイプルシロップとりんご200円。
そして・・・
わたしのパン食べたい魂に火をつけるパン。ローズマリーハーフ250円。このシンプルで飽きのこない、ややハード系のパンがおいしくてたまらないんだわさ。これを買って関東に帰ると、しばらくこれと同じようなものが食べたくて、あちこちのパンをみてしまうんですが、これほどおいしいローズマリーのパンには出会えないのさ。
今回は、オランジェ300円も追加。これまた超美味でございました。
ほかにも・・・
朝はたいてい、たくさんの種類が並んでいます。シナモンロール150円、りんごパイ220円、レモンとブルーベリー160円、レモンのデニッシュ280円などなど、スイーツ系もありますね。
甘いパンも毎回数種類買って帰ります。そのほとんどは、帰りの空港で、飛行機に乗る前に胃袋へダイブしていますが。
塩パン100円、明太フランス100円、タイガーカレー250円、ブルーチーズエピ220円など、甘くない系のパンも盛りだくさんでございました。私の好きなマルゲリータはもう売り切れていたようです。
やっぱり朝早めの時間が吉ですな。午後は行ったことないけど、立地はわかりにくい住宅地の中にありながら、ひっきりなしにお客さんが訪れているので、お目当てのパンがあるときは、早めに行くことをオススメします。
売り切れ次第閉店している場合があるようです。
ホームページによると、駐車場は店舗前に3台駐車可能とのことですが、けっこう狭くて停めにくいのでご注意ください。
やさしいパンを、手のひらに。
ちなみに。友人とPaumeさんのパンとの出会いは、札幌駅のどさんこプラザだったそうです。
種類は少なめですが、天然酵母のクロックムッシュや森彦コーヒー・フレンチトーストなど、甘い系から甘くない系まで、いろいろと置いてあります。
ある日、ひとりでこちらの「どさんこプラザ」を訪れ、友人に「何か買っていこうか?」とメッセージを送ったところ、友人のご要望は、シンプルな「くるみロデヴ」というパンでした。
ロデヴとは、フランス南部の小さな街の名前であり、ややハード寄りのシンプルな高加水パンです。基本的にはルヴァン種を使うようです。外側の皮はパリっと、中はしっとり。
完全に「通」のオーダーです。これまた地味深く、噛むほどにあじわいのある、やさしいパンでございました。
boulangerie Paume(ブーランジェリー ポーム)
住 所:〒001-0924 札幌市北区新川4条4丁目1-65
定休日 : 毎週火曜日
営業時間 : 9:00〜19:00 ※売り切れ次第閉店の可能性あり
TEL & FAX : 011-764-3039
車でお越しの方:店舗前、3台駐車場可能
JRでお越しの方:JR新川駅より徒歩10分。(約400m)
南3条店にはカフェスペースもあるそうです。
Paume 南3条店
住 所:〒060-0063 札幌市中央区南3条西7丁目 Kaku imagination 1F
定休日 : 月曜日(祝日は営業)・火曜日
営業時間 : 11:00〜19:00 ※売り切れ次第閉店の可能性あり
TEL & FAX : 011-231-0024